会計ソフト「勘定奉行 Z講座」

■決算処理に関するQ&A

Q.決算処理中であるが、翌期の伝票が増えてきたので、伝票を入力したい。

テキスト ボックス: @	暫定的に翌年度更新処理を行う。決算業務は完了していませんが、翌年度のデータを入力するために、翌年度更新処理を行います。
[随時処理]―[翌年度更新処理]メニューで処理します。

A	決算処理を行うか、翌期の伝票を入力するかによって、処理する会社データをその都度切り替えます。
[機能]―[会社選択]メニューで処理します。

B	期末残高の繰越処理
当期分の決算手続が完了した時点で、当期末の決算残高を翌期の開始残高に繰り越す処理を行います。
[機能]―[繰越残高調整]メニューで処理します。

  決算業務が終了するまでには、期末から12ヶ月程かかるのが通常です。その一方では、決算が確定するまでの間も日々取引が発生しますので、伝票入力を行う必要があります。このような場合、以下の手順で対処します。

 

 

 

 

 

 

 

 


■消費税に関するQ&A

 Q.<消費税申告書> 金額がどのように集計されているのか追跡したい。

   消費税申告書は、仕訳明細上の税区分を基にして集計される資料であり、総勘定科目を基にして集計されている資料とは異なります。消費税申告書の金額は、以下の流れで追跡が可能です。

  [消費税申告書] ←→ [消費税計算書] ←→ [税区分別明細表]

  

   消費税計算書では、消費税申告書を作成する際の基礎となる税区分を、その区分毎に集計して、結果を出力します。また、税区分別明細表では、指定された消費税区分を持つ仕訳明細を、日付順に出力します。

 Q.<科目別課税対象額集計表> 金額が正しく集計されない。

   =原因=

    仕訳伝票入力時に、消費税額を自動計算している場合のみ有効なメニューです。つまり、税処理を「税抜自動」か「税込自動」にしている場合のみで、仮受・仮払消費税勘定を直接使用して仕訳伝票を入力している場合は、集計対象外となります。

   =対応=

    登録済の仕訳伝票の消費税計算を、自動的に設定しなおしてください。